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  • 執筆者の写真cocoro.inc

ペットを飼育する人が新型コロナウィルスについて知っておくと良いこと


いつも「社会貢献型ペット用品店cocoro」をご利用頂き有難う御座います。


2020年1月14日、奈良県に住む60代の日本人男性に、日本人で初めての新型コロナウィルス感染が確認されてから、7ヶ月が経過しました。


経済状況は大きく変化し、従来までの生活様式とは異なる、マスクの着用、人との距離をあける…など、様々な対策が必要になっています。


そんな「新型コロナウィルス」ですが…どうしてここまで感染力が強く広まったのでしょうか。


新型コロナウィルスは、一人の人が感染した場合、完治するまでの間に「2.5人」の人に感染させてしまうと言われているそうです。通常の風邪などに比べてこの人数が多いのです。しかしながら、感染者が10人いた場合、それぞれが「2.5人」に感染させているわけでは無いようで、10人のうち8人は、ほとんど誰にも感染させていなく、残りの2人が10人ずつくらいに感染させているんじゃないか…と専門家会議では言われているようです。


また、誰が感染者なのかがわかりづらく、インフルエンザのように高熱の症状などが出ない場合もあるため…知らない内に人に感染させてしまっているケースも多くあります。


◆そもそもコロナウィルスってなに?

コロナウィルスというのは、全部で50種類以上あるようです。そのうち、人に感染するコロナウィルスは、今までに6種類見つかっていた、との事。その6種類の打ち、2つのコロナウィルスが「SARS」と「MERS」です。残りの4つのコロナウィルスは、実は日本にも昔から発生しているウィルスで…実は国民の殆どの人が一度は感染した事がある…というくらい、身近な風邪のウィルスだったようです。


しかしながら、昨年の12月…中国の武漢で拝見になる人を調べたら、人に感染する7種類目のコロナウィルスが見つかった…だから「新型コロナウィルス」と呼ばれているようですね。


◆新型コロナウィルスの主感染経路は「飛沫」と「接触」

人は生活をしていると、どうしても顔を触ることは多いです。目とか鼻とか、口とかを意識しないで触る事も多くあります。とにかくこうした部分が感染しやすい場所なので…接触感染を起こしやすいそうです。感染者の人が触れたところに、誰かが触れてしまう事で発生するようですね。さらには「飛沫感染」が大きな要因とされています。


マイクロ飛沫と言いわる、空気中を漂う細かい粒によって感染すると考えられているようで…通常、飛沫はだいたい2メートルまでの間に落ちることから…人と人との距離を2メートル以上あける「ソーシャルディスタンス」が重要と言われています。


しかしながら、これもリスクがゼロになるわけではないので…少しでもみんなが協力する事でリスクを抑えられるという目的から行われています。


◆喋らないと感染は極限まで抑えられる

飛沫と、接触感染が主な感染原因であるならば、満員電車であっても一言も喋らなければ感染はゼロになるのか…という考えもあるようですが、人間…誰しも息をしていますので完全にゼロに抑えるのは難しいようですね。しかしながら、喋らなければ大分リスクは軽減されるようなので…マスクをして喋らず触らず、みんなで除菌、消毒する事が大切ですね。




 

また、上記ペットを飼育する方々へ向けた厚生労働省のQ&Aには以下のように書かれています。


◆新型コロナウイルスは、飼育しているペットに感染しますか?

これまでに新型コロナウイルスに感染したヒトからイヌ、ネコが感染したと考えられる事例が数例報告されています。また、動物園のトラやライオンの感染(飼育員から感染したと推察されている)事例も報告されています。ただし、新型コロナウイルスは主に発症したヒトからヒトへの飛沫感染や接触感染により感染することが分かっており、現時点では、ヒトから動物への感染事例はわずかな数に限られています。


◆新型コロナウイルスに感染したペットではどのような症状がありますか?

これまでのところ、イヌでは明確な症状は確認されていませんが、ネコでは呼吸器症状・消化器症状があったとの報告があります。


◆新型コロナウイルスが飼育しているペットから人に感染した事例はありますか?また、ペットを飼育する上で注意すべきことはありますか?

これまでのところ、新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例は報告されていません。一方で、ネコは、新型コロナウイルスの感受性が他の動物種よりも高いとの報告があり、実験室内での感染実験では、ネコが他のネコに感染させ得るという結果が報告されています。また、オランダのミンク農場でのミンクの大量感染事例では、新型コロナウイルスに感染したミンクから人へ感染した可能性のある事例が報告されています。 新型コロナウイルス感染症に限らず、動物由来感染症の予防のため、動物との過度な接触は控えるとともに、普段から動物に接触する前後で、手洗いや手指用アルコールでの消毒等を行うようにしてください。特にペットの体調が悪い場合はできる限り不必要な接触を控えましょう。

 

まだまだ続く新生活様式、しっかりと感染対策、リスクについて理解してこれからも健康第一に過ごしていきましょうね!


それでは、また!



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