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今月のcocoroのペットフードロス削減量は「約17トン」

  • 執筆者の写真: cocoro.inc
    cocoro.inc
  • 2021年9月30日
  • 読了時間: 4分

更新日:2022年2月28日


いつも「社会貢献型ペット用品店cocoro」をご利用頂き有難う御座います。


秋らしい気温になり、朝晩の冷え込みに比べ日中は暑いという、なんとも過ごしやすいのか過ごしにくいのか…服装の難しい季節になってきましたね。皆さん、体調管理は大丈夫でしょうか。新型コロナウィルスの感染者もかなり減少傾向にあり、緊急事態宣言も今月末で解除される見通しということで、これから人流も増えていきそうですね!


しかしながら、油断せず…ペットライフを楽しむためにも引き続き感染対策を行いながら、秋のお散歩を楽しみましょう!


さて、皆さん「フードバンク」という言葉をご存知ですか?

 

フードバンクとは、包装の傷みなどで、品質に問題がないにもかかわらず市場で流通出来なくなった食品を、企業から寄附を受け生活困窮者などに配給する活動およびその活動を行う団体。

 

人間の食べ物では、かなり前からこのような「廃棄されてしまうフード」を必要な人へ提供するサービス(活動)が日本全国で多く行われています。まだまだ認知されていない部分も多いですが、フードロスを削減させるためには必要不可欠であり「無駄をなくす」というSDGsの観点からも、とても素晴らしい取り組みですね。


この「フードバンク」のようなサービスが、ペット業界でも同様に行うことが出来れば、必要とする動物たちに提供できるのではないか、と日々考えを膨らませております。


ここ最近、ご利用いただいているお客様から「愛犬(愛猫)が体調を崩してしまい余ってしまったフードがたくさんある」「購入したけど食べてもらえなかったフードがある」「闘病生活の末、残ってしまったフードがあるので命ある動物たちに少しでも役立てたい」など、一般家庭における「ペットフードロス」を少しでも有効活用して欲しいというお問い合わせを多く頂きます。


以前まで、このようなご連絡はほんのわずかでしたが…cocoroの活動を知って頂く方が増えたこともあり、一人ひとりがペットフードロスの問題を考えて頂けることに、本当に心温まる嬉しいお話です。


もちろん、cocoroもそのようなお客様のお声にお応えしたいところでもあり、お付き合いのある愛護団体様に頂いたフードを提供させていただく事も可能では御座います。しかしながら、大々的にサービスとして行うことはまだまだ問題もあり、難しいのが現状です(フードの安全性における、トレーサビリティの観点が絡むため)


いつかはこうした「ペットフードバンク」のようなものが、各地方自治体に設置され、新しい飼い主を待つ保護施設などの動物たちに無償提供が行えるような、そんな素晴らしい循環が生まれる仕組みを、提供できたら良いなと思っております。


cocoroのような同様のサービス(取り組み)を行っている企業をご紹介いただいているSiteがありますので、良かったら御覧くださいね!



さて、それでは今月のペットフードロス削減量はこちらです。

 

◆2021年8月のペットフードロス削減量

17,050,176g(約17トン)

※cocoro全店における「フード・おやつ」総出荷量から算出

※リードや首輪、おもちゃなど「用品」は対象外


◆「cocoro」ペットフードロス削減量・合計(2021年8月末 時点)

477,299,577g(約477トン)

※計算方式についてはコチラをご参照下さい。

※過去のペットフードロス削減量はコチラからご確認頂けます。

 

今月は、新型コロナウィルス感染拡大による「第5派」の影響もあり、ペットに関するイベントも軒並み中止になってしまいました。その兼ね合いもあり、過剰な製造を抑えるため、メーカー側でも製造や出荷するフードの量をかなり調整して頂けているようでした。


昨今の情勢を加味し、全体的にペットフードロスは減少傾向にあるように感じています。しかしながら、こうした「一般的な流通(店舗や通販)」に乗っている商品だけがペットフードロス問題の対象となるわけではなく、悪質なブリーダーや陽の光を浴びないようなところで悪質に販売されてしまっている、まだまだ知らざれる商品も存在しています。


限りある資源を活用して製造されたペットフードが、皆さんの元に届けられる。当たり前ではあるけれど、その当たり前が難しいという壁を、私たちはたくさん見てきました。


冒頭にお伝えした「ペットフードロスバンク」のような、ペットフードロスが減少傾向にあるからこそ、ワンステップ上の考え方を取り入れていけたらなと、日々思考を巡らせております。


cocoroはこの活動を続けて、3年が経過しました。一つの節目を迎えたこの時期だからこそ、引き続き気を引き締めてペットフードロス削減の取り組みを強化してまいります。


今後は、とても増え続けているフード以外の「ペット用品」の廃棄問題も皆さんにお伝えしていけたら良いなと思っております。


それでは、また!

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